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  1. Global Environment

最も脆弱な気候変動避難民 ―インドにおける現況と教育的観点からの考察

https://doi.org/10.18884/0002000102
https://doi.org/10.18884/0002000102
b2cc74a8-b97a-422c-9143-3377d8f37fe3
名前 / ファイル ライセンス アクション
Knowlege_Report_No13.pdf Knowlege_Report_No13.pdf (1.7 MB)
Item type 報告書 / Research Paper(1)
公開日 2025-04-01
タイトル
タイトル 最も脆弱な気候変動避難民 ―インドにおける現況と教育的観点からの考察
言語 ja
言語
言語 jpn
キーワード
主題 気候変動、自然災害、気候変動避難民、インド、教育
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws
資源タイプ research report
ID登録
ID登録 10.18884/0002000102
ID登録タイプ JaLC
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
著者 野口,扶美子

× 野口,扶美子

野口,扶美子

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 世界の各地で、気候変動により自然災害による影響が拡大、強大化している。2022 年、気象に
関連した自然災害により避難を余儀なくされた気候変動避難民と呼ばれる人びとが、世界に 3184
万人いると推計されている(IDMC 2023)。しかしこの数字には、急激な変化を伴う自然災害で政府
等による公式ルートを通じて国内避難をする人びとのみが含まれ、関連の国際枠組みにおいて定
義も確立されていないために認知されず、公的支援から取りこぼされている人びとが含まれていな
い。例えば、①季節労働者の形態をとって避難する人、②避難をせずに、同じ地域にとどまる人び
と(Trapped population 取り残された)人びと、③国際的な越境避難民といった「気候変動避難民の
最も脆弱な層」とも呼べる人びとがそうである。
これらの人びとの現況を把握するため、2020-2021 年、自然災害の頻度が増え、規模や被災地
域が拡大し、世界でも有数の高気候リスク国の一つであるインドにおいて、初期的な調査を実施し
た。調査の結果、気候変動起因の自然災害が、上記①~③の人びとがもともと抱える経済・社会・
文化・教育面など多岐にわたる問題をさらに悪化させ、季節労働者の形態をとって移住をする人
(主に男性の家長や年長の男子)、地域に残される人びと(主に家長の妻や高齢者、幼い子どもな
ど)の双方がより困難な状況へと陥っている様子がうかがえた。移住先での文化・民族背景の違い
による差別や無理解、孤立、インフォーマルセクターでの経済的な搾取、災害に伴う頻繁な転居に
よる居住環境の不安定さが、家族に精神的なダメージを与え、弱い立場にいる子どもの生活や教
育ニーズが後回しとなり、人身売買や教育機会の喪失につながる悪循環があった。「気候変動避
難民のさらなる脆弱層」の子どもの教育課題と地域課題は不可分であり、これらの人びとや支援者
のエンパワメントにつながる、生涯教育を含む地域への包括的な教育機会とそれを支える支援策
が必要であると推測される。
号
号 Knowlege_Report_No13
出版者
出版者 JICA Ogata Sadako Research Institute/緒方貞子平和開発研究所
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Ver.1 2025-04-09 03:25:01.601580
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