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「人間の安全保障」に見る日本の援助の特色―外務省・JICA 文書のレビューより
https://doi.org/10.18884/00001010
https://doi.org/10.18884/00001010bb25b9d8-e9d6-40e5-99ee-17b012e84c46
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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background_paper_No.6 (1.1 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2019-09-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「人間の安全保障」に見る日本の援助の特色―外務省・JICA 文書のレビューより | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 人間の安全保障 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 援助理念 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 実施方針・体制 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 実地活動 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 外務省 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 国際協力機構(JICA) | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.18884/00001010 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
柳原, 透
× 柳原, 透 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究は、日本の開発援助への導入から現在にいたる「人間の安全保障」に関わる言説と活動の経緯 を跡付け、活動における成果/意義と限界を明らかにし、日本の援助の特色を示して、ODA 歴史研究に貢献する、ことを目的とし、①日本の開発援助の「理念」としての「人間の安全保障」とはどのようなものであ ったか、②開発援助理念としての「人間の安全保障」の「実施方針」「実施体制」「実地活動」はどのようなも のであったか、③「人間の安全保障」の理念は日本の開発援助活動にどのような独自の影響を持ったか、 ④援助理念としての「人間の安全保障」はどのような限界を持ったか、の 4 つの論題への答えを外務省と国際協力機構(Japan International Cooperation Agency:JICA)の文書の検討を通して追求し、以下の結論を得た。 日本の「援助理念」としての「人間の安全保障」についての外務省とJICA における概念規定は曖昧であり、旧来の開発志向に比しての独自の意義が損なわれた。「重点課題」の設定は一貫せず、実施上の「視 点」あるいは「ポイント」とその運用方法は不適切であり、改革の柱としての「人間の安全保障」という理念が、 組織としての JICA の実地活動の変化を導き律することはなく、現実界での援助の実地活動には有意な影響を及ぼさなかった。これは、理念 (「言語界」)が実地活動 (「現実界」)を律することはない、という日本の援助の特色をあらためて示すものであった。 |
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書誌情報 |
「日本の開発協力の歴史」バックグラウンドペーパー en : Background Paper of Japan’s Development Cooperation: A Historical Perspective 号 6, p. 1-56, 発行日 2019-09-01 |
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出版者 | ||||||
出版者 | JICA Research Institute |